ビルマでは、この時期、バダウという黄色い花がいっせいに開花し、街を甘い匂いで包み、お祭りの空を黄金色に彩ります。 元日には、人々はパゴダやお寺にお参りしたり、町内の老人の洗髪・爪切りをしたり、街に僧侶を招いて1年の安寧を祈る法会を開いたりします。
ビルマ中がお正月気分でいるこの時も、ビルマの刑務所には、1100人以上の政治囚たちが拘束されたまま、過酷な日々を過ごしています。アウンサンスーチーさんも、3年前の5月に軍によって拘束されたまま、その孤独な生活は、このお正月で1053日目を数えます。 また、国外に亡命したビルマ人たち、避難したり難民となったりしている人たち、移民労働者として生活している人たちなどは、世界の各国で、それぞれに、ティンジャンのお祭りを催してきましたが、ほんとうは皆、母国でお正月を迎えたいと願っています。 さて、今年2月12日、国民民主連盟(NLD)は特別声明文を出しました(関連記事:2006年3月13日)。この中で、NLDは、ビルマが民主主義へと平和的に移行するように、軍事政権に妥協案を示し、お正月までに返答が得られるよう軍政を促しました。今のところ、軍政は黙ったままです。今後、何か動きは見られるのでしょうか。 一日も早く、ビルマが民主化され、人々が平和にお正月を迎えられますように・・・ 心からお祈りします。 SCDB(ビルマ民主化支援会) 2006年4月17日 |