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キャンペーン 
      「ビルマの軍事政権を援助しないで!」

アウンサンスーチーさんのメッセージ

 
 今のビルマへの観光旅行について   今のビルマへの企業進出について 

(1996年、ビルマ軍事政権は「ミャンマー観光年1996」キャンペーンを展開しました。このときアウンサンスーチーさんは次のように話しました。・・・)
 ビルマの民主化運動への連帯の表明として、このキャンペーンのボイコットをお願いしています。旅行者が、永久にビルマを避けることを期待しているのではありません。私たちが外国人を嫌っているのでもありません。道路、ホテル、観光地のような多くの施設が、ビルマの人々の犠牲の上に建設されたことを世界の人々が知っていることを示すために、旅行を避けてほしいのです。ビルマの人々はとても苦しみました。ご承知のように、彼らは、道路や橋の建設に強制的に駆り出されました。旅行者たちに場所を空けるために、人々は家から退去させられて、村が完全に破壊されました。それで、ビルマ訪問を考えている人々に、普通の人々を犠牲にしてまで楽しみを買うつもりはないことを示して欲しいのです。

(旅行者たちへの助言を求められて・・・)
 まず最初に、なぜ来たいのか、自分に問いかけてほしいのです。ある人たちは、ただ、写真を持ち帰り、ビルマに行ってきたと言うために来ます。また、純粋に文化に興味をもって来る人々もいます。でも、ビルマに来る旅行者に何と言って助言すればいいでしょうか。「どうかご自分に問いかけてください。どうしてこの国に来たいのですか。来ることによって、この国に何か良いことをしていると思いますか。それとも、あなたの虚栄心と好奇心を少しばかり満足させるためですか」。

(ビルマの人々が民主主義を達成するのを、どやって助けることができるだろうかと聞かれて・・・)
 南アフリカのアパルトヘイトのときと似ています。世界のほんのわずかな人々が、南アフリカからの製品を買うことを拒否したのだったら、何も効果はなかったでしょう。でも、南アフリカからのものは何であれ買うことを拒否した人々が、とてもたくさんいました。事実、アパルトヘイトのため、私は南アフリカからのものは何も買いませんでした。私は、南アフリカ政府が言っていることは、道徳の立場から支持できないと感じた一人でした。
 ビルマが民主主義を達成するのを助けたいと思っている人々に、できることがたくさんあります。ビルマの不正な体制を支えている、これらの企業を支持しないなど…。

【引用元】 アウンサンスーチー著 『希望の声 アラン・クレメンツとの対話』 岩波書店 2000年.
(文脈上、一部に省略・変更があります。ご了承ください)


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